
日立のSHがセガサターンに採用されたことで結果的に産業用工作機械、XYZ制御プロッターでSHを採用する事例が多かったのが、2000年~2010年でした。
SHは実装後内部回路を書き換えることが出来る「FPGA」です。
FPGAが普及したから1チップマイコンというジャンルがでてきました。
1例を出すなら「ワンチップMSX」です。
MSX2相当の公式ハードウェア仕様なのですが、FPGAをユーザーが書き換えてカスタマイズすることで、上位機種のMSX2+、MSX Turbo R 相当に改造することが可能。
存在しないMSX3を自分の設計で開発できてしまうのが画期的なのです。
僕が在籍していたローランドDGでは、販売価格300万円クラスのフラッグシップにはSHを採用していました。
50万以下の切削系工作機械やカッティングプロッタには、安価なH8を採用していたりします。
家庭用のインクジェットプリンタでは、FPGAのSH3とかH8が高額すぎて採用されず「ASIC」という回路書き換え不可な安価なチップが採用されます。
そのため、聞いた話ですが業務の開発でFPGAが量産機種に採用される企業を、エプソンのハードウェア開発担当が羨ましがっていると当時はよく聞きました。
ハードウェア開発技術者にとって「FPGA回路が設計できる」というのは、高付加価値のスキルですから「転職に有利」なのは間違いありません。
FPGA・ASICに興味ある方は、下記サイトも参考にすると良いでしょう。



