・リコーは東芝テック
・コニカミノルタは富士フイルム
・エプソンは単独
・キヤノンはどうするのか?

エプソンは、オフィス用複合機を静電吸着式のトナーを使用する

「レーザー方式から完全撤退」

して、自社製インクジェットプリントヘッドを用いた印刷幅にCMYK4色を横1列に並べることで、プリントヘッドを左右にスキャンさせることなく印刷できる

「ラインヘッド方式によるインクジェット印刷」

に刷新しました。

ラインヘッド方式にすることで

「レーザー方式と同等の印刷速度が見込める」

わけですね。

ラインヘッドは、プリントヘッドを大量に使用するため、数メートルの印刷幅になる屋外看板用などのプリンターに搭載すると「販売価格が数千万から数億円」になってしまうのですが、オフィス用の複合機であれば

「A3サイズの横向き印刷であれば297mmの印刷幅」

ですから、自社製プリントヘッド使用することで、

「トナー方式のレーザープリンターと同等の本体とインクの販売価格を実現できた」

と考えられます。

ただし、インクジェット印刷は、

・インクの乾燥時間
・ノズル抜けによる印刷不良
・画質の光沢感

という技術的な課題があるので、

「レーザープリンターに置き換え可能なのか」

というイメージを払拭できるのかという問題を抱えることになります

エプソン的には家庭用プリンタの1部に「バルクボトル方式」を採用しましたし、オフィス複合機をインクジェット印刷に置き換えるという

「パンドラの箱を開けざるを得なくなった」

つまり「会社の生き残りをかけた博打に打って出た」と言えます。

レーザ方式よりもメリットがあるとしたら

トナーは粉なので

「ブラックに使用されるカーボンの粉じんを人間が吸い込むことがない」

ので、

「液体のインクの方が人体的には安全で取り扱い的には低リスク」

であることでしょう。

#デジタルプリンティング業界再編

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大塚 忠和

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